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やることは無限にある。このサイトの作り込み。新しい業務用消臭除菌剤の開発。新しい家庭用アロマの開発。容器の選定と仕入れ。精油の選定と仕入れ。蒸留装置の選定と購入。それから、ブログ記事の執筆。ポッドキャストの収録と配信。YouTubeの方針を決めることと撮影と配信。イラストの練習。読書。情報収集。キャンプ。料理。日々の写真撮影。SNSの方針決定と更新。毎日少しずつ進めていけば、半年後にはそれなりに形になっているだろう。コツコツ進めていくしかない。
9月は妙に忙しかった。アイ・ジャパンの仕事でここまで忙しいのは、これで最後かもしれない——。
アイ・ジャパンには、2014年から携わっている。当時はウェブ制作の手伝いだけだった。2016年からは、訳も分からず口約束で働き始めた。2018年から実質一人で会社を運営している状態になった。2020年にはトラブルがあり、僕が大切に育ててきた「森の仲間」ブランドが消滅した。円形脱毛症になった。
2021年、それまで個人事業主として手伝っていたが、アイ・ジャパンの正社員として働くことになった。この時、僕以外に社員を1人増やしたのだが、何もかもが間違った方向に進んでしまい、わずか9ヶ月で大赤字となった。会社のお金がなくなり、給料が払えなくなったので、僕と新入社員はクビになった。僕は事務作業も経理もすべて行なっているため、「自分の解雇手続きを、自分で行う」というシュールな体験をした。
2022年、僕は失業保険をもらいながら、転職活動をしていた。しかし、一般の会社員のように、朝から夕方まで長時間拘束されることにはもう耐えられなくなっている気がして、転職は諦めた。再び個人事業主として他の仕事をしながら、アイ・ジャパンを手伝い始めた。この頃、僕はソロキャンプにハマり、アイ・ジャパンとしては開店休業状態になっていたが、売り上げが落ちなかったのは奇跡だった。
2024年、そろそろ会社を引き継ぐ覚悟を決めなければならないという時期になった。引き継ぐ方法を模索したが、結局は会社を離れることになった。
僕のことを応援してくれる人がたくさんいたから、志なかばで離れる形になり、悔しくて仕方がないが、言いたくても言えない複雑な事情があるのだ。複雑な諸事情により、僕がこの先アイ・ジャパンで仕事を手伝い続けても、明るい未来は想像できなくなったのだ。
だから、独立の道を選ぶしかなかった。お金はないけど、今さら就職するのも自分らしくないから、独立するしかないのだ。ただ、独立に対してはまったく不安を感じなかった。もともと「なんとかなるなる」という性格だったということもあるが、アイ・ジャパンという会社を長年に渡り実質的に経営してきたという自信があるからだろう。アイ・ジャパンに関わってきて約10年。大変なことも多かったが、僕のスキルは驚くほど上がっていた。それこそ「なんでもできる人」になっていたのである!
2020年のトラブルの時は、円形脱毛症になってしまった。2024年はショックが大きすぎて、髪の毛が薄くなり、7月に4年ぶりに風邪をひいてしまい、8月は猛暑の影響もあってか気力が完全になくなっていた。9月に入り、仕事が妙に忙しくなって、たくさん動いたおかげか、少しだけ気力が戻ってきた。
最近では、独立準備は大変だけど、「どんな商品を作ろうかな?」「いっそ大好きな長野に移住しようかな?」などと、呑気に考えるようになった。もうこれ以上、自分にストレスをかけたくないので、アイ・ジャパンの仕事はほどほどにして、独立準備に注力したい。
2025年は、失われた「森の仲間」を復活させよう。能年玲奈さんは、前の事務所に名前を奪われ、「のん」として活動せざるを得なくなったが、見事に復活を果たした。僕も「森の仲間」という大事なブランドを取り戻さなければいけない。
今の仕事には疲れてしまった。これまでの環境とは決別し、新しい「良いこと」を決意しよう。人生後半戦を、自分らしく生きるために。
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今の仕事は2025年に離れると決めてはいるが、気を抜くとずるずると関わり続けることになりそうだ。自分の意思を強く持ち、良きタイミングになったら、きっぱりと離れなければいけない。僕の人生なのだ。まずはこの場所「森の仲間の研究所」サイトを作り込もう。今の仕事のサイトでは5月〜7月まで夢中で更新できたのだから、同じことがこの場所でもできるはず。