私は1カラムレイアウトが好きです。なぜなら文章が読みやすいから。1カラムとは、縦1列のことで、今ご覧になっているこの記事のように、左右に何もなく、記事だけが中央に配置されるレイアウトのことです。スッキリして見やすくて、良いですよね。
一般的なウェブサイトは、2カラム(縦2列)のデザインが多いですが、記事を読みづらくしていると思います。なぜなら、記事の横にサイドバーが表示されていると、気が散って読みづらいからです。ブログ記事は、基本的に文字と写真があれば成り立つのですが、サイドバーに派手なバナーやアニメーション広告があると、ストレスの要因になる。それは離脱率にも影響している気がしますね。
1カラムのメリットは「読書に集中できること」です。あなたが本を読んでいる状況を想像してみてください。本のページをめくるたびに、本文とは関係ない広告が並んでいたら、嫌になるでしょう? ブログ記事も同じです。読者は、記事の内容に集中したいのです。サイドバーの存在は、読者の集中力を削いでしまいます。
もっとも、昨今はスマートフォンでブログ記事を読む人が多数派です。スマホでブログを読むと、自動的に1カラムになります。であれば、なおさらPC版でも1カラムにするべきだと思うのです。
PCでブログ記事を読む人は、「文章をしっかり読みたい人」です。長文が読めない人が増えていると言われている昨今、そういう人は大事にしなければなりません。「文章をしっかり読みたい人」には、「心地よい読書環境」を提供したいものですね。
私は、2024年5月から「情報を徹底的に発信していこう!」と決めました。当サイトの記事をしっかり読んでほしいので、1カラムにこだわっています。読者に快適な読書体験を提供することが、ウェブ制作者の務めだと思うのです。
2カラムの弊害はまだあります。PCで2カラムのページを閲覧すると、ブログ記事は左右どちらかに偏って表示されることになります。昨今はサイドバーが右側、ブログ記事が左側に並ぶデザインが多いように思いますが、PCでじっくり記事を読んでいると、目線がずっと左右に寄っている状態になるため、違和感があるのです。もちろん、ブラウザを左右に移動すれば解決できるのですが、ブラウザは中央に置きたいものです。ブログに合わせてブラウザの位置を変えなければならないのは、面倒ですよね。
さらに、2カラムデザインは、記事の幅が狭くなってしまうという問題もあります。記事の幅が狭いと、1行あたりの文字数が少なくなり、読みづらくなってしまいます。特に、長文の記事を読むときには、目が疲れてしまいます。1カラムデザインなら、記事の幅を広くとることができるので、読みやすさが格段に上がります。
以上、ブログ記事を読みやすくするためには「1カラムレイアウト」が効果的というお話でした。